【2026年最新】静岡県の空き家解体に使える補助金制度|静岡市・焼津市・藤枝市を徹底比較
最終更新日:2026年07月29日

静岡県内では空き家の増加が課題となっており、静岡市・焼津市・藤枝市では解体費用の一部を補助する制度が設けられています。ただし、申請前に工事へ着手すると補助の対象外となりますので、事前の手続きが欠かせません。本記事では2026年度の最新情報をもとに、各市の解体工事に使える補助金制度を比較しながらわかりやすく解説します。
目次
静岡県牧之原市に事務所を構えるHanabusaは、藤枝市や焼津市などで戸建て住宅の解体工事を承っております。補助金申請のご相談にも対応しております。
静岡県内 解体補助金早見表
静岡市・焼津市・藤枝市では、それぞれ異なる補助金制度が設けられています。まずは各市の制度概要を一覧で比較します。
「参照:静岡市公式ホームページ」
「参照:焼津市公式ホームページ」
「参照:藤枝市公式ホームページ」
静岡市の空き家解体補助金【2026年度】
静岡市では「空き家建替え促進事業補助金」として、耐震性のない空き家の解体費用を補助しています。補助額は解体費用の2分の1以内で、上限は100万円です。対象となるのは、1年以上使用されていない一戸建ての空き家のうち、耐震診断の結果、倒壊のおそれがあると判断されたものに限られます。
対象条件と申請の流れ
対象となる空き家は、公共事業の補償対象になっていないこと、所有者等が静岡市に納めるべき税を滞納していないことなどが条件です。申請から交付決定までは書類が揃っている場合で概ね2週間程度かかり、交付決定通知を受け取った後に工事へ着手する流れとなります。工事完了後は実績報告書を提出し、内容確認のうえで補助金が支払われます。
申請時の注意点
補助対象となるのは空き家の母屋部分の解体費用のみで、離れ・倉庫・カーポートの解体費用やアスベスト調査費、残置物の処分代は対象外です。また、申請が多数寄せられている状況にあり、予算の執行状況によっては年度途中で受付を終了する場合があるため、早めの相談をおすすめします。
焼津市の空き家解体補助金【2026年度】
焼津市では「空き家除却事業補助金」として、旧耐震基準(昭和56年5月31日以前)で建築された空き家の除却費用を補助しています。補助額は補助対象経費の3分の1以内で、上限は30万円です。空き家に付随する門や塀、敷地内の立木等の撤去費用も補助対象経費に含まれます。
対象条件と申請の流れ
対象となるのは、空き家になって5年以上経過したもの、焼津市空き家バンクに2年以上登録されているもの、宅建業者と媒介契約を締結して2年以上経過したもの、無接道の空き家のいずれかに該当する空き家です。工事は、建設業許可を受けた解体工事業者、または解体工事業の登録を受けた業者に発注する必要があります。
申請時の注意点
この補助金は予算の範囲内での交付となっており、予算がなくなり次第受付を終了します。申請を検討される場合は、着工前に必ず市へ事前相談を行ってください。共有者がいる場合は、除却について共有者全員の同意が必要な点にもご注意ください。
藤枝市の空き家解体補助金【2026年度】
藤枝市では「空き家解体・除却事業費補助金」として、倒壊のおそれのある空き家の解体費用を補助しています。補助率は23%で、上限額は原則30万円です。相続後3年以内に解体を完了する場合や、敷地が道路に接していない場合など一定の条件に該当するときは、上限額が50万円に加算されます。
対象条件と申請の流れ
対象となるのは、昭和56年5月31日以前に建築された木造の空き家で、耐震診断の結果、倒壊のおそれがあると判断されたものです。申請は解体工事の契約や着手の前に行う必要があり、交付決定までは1週間から2週間程度を要します。工事完了後は、期限内に完了届と支払いを証明する書類を提出します。
申請時の注意点
2026年7月時点で、この補助金の予算執行額は3分の2に達しており、予算の上限に達し次第、申請受付を終了する状況となっています。申請をご検討中の方は、できるだけ早めに手続きを進めることが重要です。より詳しい解体費用の相場や申請の流れについては、藤枝市の空き家解体補助金に関する記事でも解説しています。
各市の補助金は、いずれも工事着手前の申請・交付決定が絶対条件です。交付決定より前に契約や着工をしてしまうと、補助金は一切受けられなくなりますのでご注意ください。
補助金申請で失敗しないための3つのポイント
各市の制度に共通する、申請時に押さえておきたいポイントを3つにまとめました。
①工事着手前に必ず申請を行い、交付決定を受けてから契約・着工すること。②各市とも予算がなくなり次第受付が終了するため、早めに動くこと。③解体業者は、建設業許可または解体工事業の登録を受けた業者に限定すること。
まとめ
静岡市・焼津市・藤枝市では、それぞれ上限額や補助率が異なる空き家解体の補助金制度が用意されています。いずれも工事着手前の申請が必須で、予算がなくなり次第受付が終了する点は共通しています。なお、牧之原市では現時点で独自の解体補助金制度は確認できておりませんので、まずはHanabusaへご相談いただくことをおすすめします。
補助金制度は年度ごとに内容が見直されることがあるため、申請を検討される際は各市の最新情報を確認したうえで進めることが大切です。当社では焼津市・藤枝市・牧之原市エリアで解体工事の実績があり、補助金申請についてのご相談にも対応しております。
【執筆者プロフィール】Hanabusa
静岡県牧之原市に事務所を構え、藤枝市・焼津市エリアを中心に木造解体工事・鉄骨解体工事・RC造解体工事を手がける解体工事会社です。代表の板倉英人は解体工事施工技士、車両系建設機械(解体用)、玉掛け技能講習の資格を保有し、2021年の会社設立以来、地域の空き家問題や解体工事に関するご相談に対応してまいりました。
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